この記事は最終的にはオススメのプログラミング手法について。
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 多項式を因数分解する問題に取り組むとき。
 作戦として、「次数の低い文字でまとめなおすというのがある」。
 (この方法ではもちろん解けないときはある)
 でも、この作戦は役にたつ。
 リンク: Google 検索: 因数分解 次数の低い.で調べるといっぱい出てくる。抜粋。
(a)  x2-2xz+2xy-4yz
(b)  a3-3b+ab-3a
(c)  x2-xy+2xy-yz+z2
(d)  a3+(2c+b)a2+(c2
(a)を試しに解いてみる。
x2-2xz+2xy-4yz=
x2-2xz+2y(x-2z)
x(x-2z)+2y(x-2z
(x+2y)(x-2z)
ひらめき的思考がいらないという、なんてさわやかな解き心地w
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 ここから急にプログラミングの話になるが、プログラムのソース・構成を整理するのにあたって、これと同じような作戦が使える。
くくる作戦
 つまり、プログラムを「簡単なこと」あるいは「見えてること」で分類してみるといいということ。
 ごちゃごちゃしていたソースもその分類をしただけで、見えやすくなる時がある。
例示が若干難しいが・・・
 ユーティリティ関数群がある。雑多に見える。
  ↓
 関数のいくつかは、文字列を扱っている、他は扱っていない。
  ↓
 それを別けて並べてみる。
  ↓
 文字列を扱っている関数の中に、処理的に重複しているコードが見つかる。
  ↓
 そこをサブルーチン化してスリム化した。
 一部に処理内容に漏れが見つかる。
みたいなこと。「わーーー雑多だなぁ」と思っていると赤字のところにたどりつかない。
 この方法、プログラミングにオススメ!!!